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人類愛善会の今日までの活動を紹介する映像を映しながら、未来への展望を語る廣瀬靜水人類愛善会名誉会長。
写真は、名誉会長も参加し1984年にエジプトのシナイ山で開かれた諸宗教者による合同礼拝式
人類愛善会創立80周年記念講演会が、8月8日午後1時半から、亀岡市の亀岡会館で開かれた。この日は午前10時から、出口王仁三郎初代総裁の生誕を祝う「瑞生大祭」が同市天恩郷で執行され、講演会には、信徒・会員ら600人が参加した。
廣瀬靜水人類愛善会名誉会長が「『万聖の大集会』への道―出口王仁三郎聖師の描いたロードマップ―」のテーマで講演。廣瀬名誉会長は、大正時代の出口王仁三郎初代総裁のモンゴル訪問と人類愛善会の創立から、モンゴル人類愛善センターが設立された今に至るまでの、人類愛善運動の概要を説明。
その上で、前日6日夜に行われた「第56回大本歌祭り」に出口紅教主(人類愛善会総裁)が寄せた献詠歌『わが願ひエスペラントの歌まつり人類同胞こぞりてエルサレムの野に』に触れ、「エルサレム市と綾部市は、大本・人類愛善会が仲立ちとなり、2000年2月、友好都市宣言を行いました。
エルサレムをめぐる争いに端を発したイスラエルとパレスチナの対立、抗争をめぐる中東問題は、世界平和実現に大きな陰を落としています。中東和平の実現、ひいては世界平和の実現には、このエルサレム問題が解決されねばなりません。エルサレムの地でエスペラントの歌祭を開催したいという教主さま(総裁)の願いは、『万聖の大集会』へのロードマップとなる歴史的・画期的な聖なる冒険であると思われます」と述べた。
「万聖の大集会」とは「世界の国会開き」「世界神柱会議」などの言葉で大本で予言的に説かれている、世界の聖者・賢者による未来の世界会議。
そこでは、全世界の聖者、宗教的・精神的リーダーたちが一つの神の下に一同に会し、祈りを共にしながら対話し、人類を導き救うために普遍的倫理・道徳、そして新しい世界秩序の構築が計られると考えられている。
廣瀬名誉会長は「力ではなく法秩序が支配する正義と平和の秩序(世界共同体)の構築こそ、 世紀の人類が求めてやまない夢です。私たちは世界連邦日本宗教委員会の活動をさらに、世界連邦世界宗教委員会(仮称)へと拡大、発展させ、『世界連邦世界宗教者会議』の実現を夢みております。その延長線上に「万聖の大集会」の未来が開かれるのではないかと存じます」と述べた。
そして「初代総裁が抱かれた『みろくの世(理想世界)』への壮大な夢を今世紀中に実現するために、『万聖の大集会』、神示の神柱会議のご神業に最善の努力を尽くすことをともどもにお誓いするものです」と訴えた。
 コーラスグループ「ラ・チエーロ」による美しい愛善歌の合唱
 平成5年(1993)11月、大本・長生殿(京都府綾部市)で開かれた、第1回「世界宗教者の祈りとフォーラム」で、世界の諸宗教者が参加して行われた「大本歌祭」。神に詩歌を献じ、世界の平和を共に祈った
 エルサレムは、キリスト教、ユダヤ教、イスラムの共通の聖地であり、中東紛争の「火薬庫」である
新たな光放つ初代総裁の理念
東京大学 島薗 進教授(宗教学) 「みろくの世」出版にエール
東京大学教授(宗教学)で日本宗教学会会長の島薗進氏は、8月7日に亀岡市で開かれた「人類愛善会創立80周年記念講演会」で来賓としてあいさつ。
「20世紀は、大変悲惨な時代でしたが、未来に明るい希望も持てました。戦後の日本は、アメリカに着いて行けば、幸福になれると信じてきました。しかし今、アメリカの一国主義的なやり方が行き詰まり、とても世界のリーダーには見えません。
そんな時、人類愛善会の理念が新たな光を持って、現れてきていると感じます。たとえば、出口王仁三郎初代総裁は、日本はまずアジアに平和を築き、そこから世界平和を構築すべきだと示されました。難しい課題を抱えながらも、日本はそうしなければならない時代を迎えています」
この日発売された 「『みろくの世』出口王仁三郎の世界」(天声社刊、人類愛善会創立80周年記念出版)に「推薦のことば」も寄せている島薗教授は、「この本が伝える聖師の人間像、大本の宗教世界は大変魅力的で、広く世の中に推薦したい」と、エールを送った。
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