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第27世界連邦平和促進全国宗教者大阪大会 

諸宗教のさらなる対話と連帯、内外他分野との提携を確認

新しい平和のエネルギーを育み理想実現を


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 第27回世界連邦平和促進全国宗教者大阪大会(主催・世界連邦日本宗教委員会=日宗委)が、 昨年11月29日、大阪市大正区の金光教泉尾教会を会場に開かれた。

 今回の大会は「人類に平和を―世界連邦実現への道―」をテーマに開催。昨年8月2日の世界連邦国会決議(戦後60年決議)を受け、 全国から550人が参加し盛況な大会となった。

 開会式に先立ち午前10時半から会堂広前で、「世界平和祈願万国万霊慰霊祭」を執行。各宗派代表による平和の祈りに続き、参加者全員で「祈りの言葉」を唱和し、 黙とうをささげた。

 開会式であいさつした大会実行委員長の廣瀬靜水日宗委委員長(人類愛善会名誉会長)は、「世界の諸問題に対処するためには、世界全体の法治秩序を確立して、 世界連邦的平和の枠組みの構築が世界平和への道筋として 世紀の至上課題となってまいりました。今日、世界の諸宗教は、民族や国境、一宗一派にとらわれることなく、 全人類の救いを使命とする『地球時代の宗教』として新しい歴史を歩もうとしています。今後は、『宗際化時代』の先鞭をつけて参りましたわれわれ委員会の理想と活動を、 世界へと拡大発展させ、世界連邦実現に向け、世界連邦関係諸団体と協力して、強いリーダーシップを発揮しなければなりません」と呼び掛けた。

 また、大会に寄せた祝辞(メッセージ)の中で出口紅総裁(日宗委最高顧問)は、人類が危機的状況を迎えていることに触れ、「神さまは決してこのような状況を 望まれることはありません。これらは人間の『われよし』『つよいものがち』がなせる業であり、神さまはいま人類の改心を大きく迫られているのではないかと思わせていただいて おります」と述べた。

 そして「世界連邦を国是とする決議がなされたことは誠に喜ばしいことであり、一筋の光明を見る思いがいたします」とし、軍備の撤廃が真の世界平和の前提だとする 出口王仁三郎初代総裁の言葉を紹介。「この国会にて決議された『世界連邦による世界平和』を一日も早く実現することが、私たち宗教者に与えられた使命といえましょう」と結んだ。

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 午後の基調講演では、バチカン諸宗教対話評議会副議長のフェリックス・マチャード師が「21世紀の世界平和構想―宗教間の対話から世界平和を―」のテーマで基調講演。 マチャード師は、宗教間の対話と協力を強く推進した前法王の故ヨハネ・パウロ2世の言行にも触れ、世界平和実現に向けた宗教協力の大切さをあらためて強調。新法王ベネディクト 16 世もパウロ2世の足跡を受け継ぎ、諸宗教間の対話継続を表明していることを伝えた。

 このあと、大会テーマに沿ったパネルディスカッションが、植木光教世界連邦推進日本協議会会長をコーディネーターに、中野寛成(前衆議院議長)、 青山俊董(特別尼僧堂・愛知専門尼僧堂堂長)、野下千年(長崎県宗教懇話会会長)、城忠彰(広島修道大学教授)、薗田稔(京都大学名誉教授・秩父神社宮司)の各氏をパネリスト に開かれた。

 閉会式では大会宣言を採択。「『新しい平和のエネルギーを育む』責務を有する私たち宗教者は、世界連邦実現をより実効的なものにするため、宗教宗派の違いを超え、 さらなる諸宗教間の対話と連帯を推進するとともに、日本国内外の世界連邦関係諸団体を始め、政治、教育、科学など、さまざまな分野の人々とも相携えて、政府への働きかけを含め、 『人類に平和を』という理想の実現に邁進することをここに宣言する」と、活動の飛躍をアピールした。


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