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城教授迎え要人らに愛善運動をアピール
人類愛善会モンゴルセンター

初代総裁の意志継ぎ世界的発展めざす /
「人類愛善運動に心の底から喜び」

photo  3月17日から27日の日程で、城忠彰広島修道大学教授(国際法)、 松田達夫人類愛善会総本部理事(事務局次長)とともにモンゴルを訪問。その目的は、総本部とモンゴルセンターの 共同プロジェクトとして、国連におけるモンゴルの「一国非核地位」に関する城教授の調査インタビューの 現地受け入れを準備し、モンゴルの要人と面談して、人類愛善会と世界連邦運動を紹介することにあった。(写真右 :モンゴル国会議事堂)

 私たちは、ソ連崩壊の混乱期、モンゴル国初代大統領に就任し、92年の国連総会演説で 「非核兵器国を宣言したオチルバト元大統領をはじめ、エンフサイハン官房長官(元首相)、 アマルサナー元法務大臣、チェメドルジ元全権大使、ガルサンジャムツ国家安全委員会総調査官、 ダシプレブ国際大学学長、アルタンツェツェグ国立国際交流大学学長らと会い、前述の目的に沿って懇談した。


世界連邦運動の第一歩

 その結果、モンゴルの政治・外交関係者からは「城先生の研究論文を通して、 モンゴルの一国非核地位を世界に知らせてほしい」との期待が寄せられ、国立国際交流大学のアルタンツェツェグ学長は、 「世界連邦について聞くのは初めてでしたが、これからの世界や若者に必要な考え方。 まず学術分野が率先してこれを研究すべきで、本校の教育にも取り入れたい」と語っていた。

 「モンゴルは東北アジアの非核安定化に貢献する用意がある」とのことを、外交・安全保障関係者は語っていたが、 モンゴルセンターのバトツェレグ副会長(官房長官外交政策・経済顧問)によれば「最近、スイスとモンゴルが協力し、 世界各国に非核地位の獲得を広げていこうとの動きがあり、こうした流れとも関係付けて、 モンゴルセンターの活動を発展させ、世界連邦運動を進めたい」という。

 ツェデンダンバ同センター会長(大統領首席補佐官)は「城教授のご訪問はモンゴルの世界連邦運動に とっての第一歩。これで終わるのではなく、今後も再訪してご教示いただきたい」と述べた。

 また、バトツェレグ副会長は「皆さんにお会いいただいた方々からはその後たびたび、 人類愛善会について問い合わせの電話がありました」と反響を語った。

 モンゴルセンターは今後、人類愛善運動に関心を寄せる、国家・社会の指導者層との連絡を密に保ちながら、 愛善会員を募っていく考えだ。

 ツェデンダンバ会長、バトツェレグ副会長とも、政府内で激務の毎日。それでも、夜10時を過ぎてセンターに 集まり、夜中まで理事会を開くことも珍しくないという。今回の城教授の受け入れに当たっても、 バトツェレグ副会長が奔走して関係者への依頼や日程調整にあたった。

「大変ではないですか?」と尋ねると、答えは「ウグィ(いいえ)」。ツェデンダンバ会長は 「モンゴルから世界平和を築くという、出口王仁三郎初代総裁のご意志を、私たちが受け継がせていただきました、 初代総裁が命懸けで目指された外国は、モンゴルだけです。その意味を深く受け止め、総本部に次ぐ、 世界の人類愛善運動の中心地をモンゴルに築きたいのです」と真剣な表情で語った。

 バトツェレグ副会長は「人類愛善運動のために働いていると、心の底から喜びがわいて、 うれしいのです。いま何か、自分の能力の範囲を超えた、大きな仕事を与えられているように感じています」と。 二人の言葉に、私たちの胸も熱くなった。


photo (写真左)エンフサイハン官房長官(右)と官房長官外交政策・経済顧問の バトツェレグ副会長(3月20日、ウランバートルの国会議事堂で)

良いタイミングで

  3月20日、大統領府を兼ねる国会議事堂でお会いしたエンフサイハン官房長官は「皆様の活動はモンゴルにとって 大変重要で、大きな意味と役割があります。また、良いタイミングでモンゴルに来ていただきました」と、 人類愛善会に対する期待を述べた。

 なぜ「良いタイミング」なのか。後で官房長官顧問のバトツェレグ副会長に質問を向けると、 「モンゴル本来の価値観である『共存』を新しい国づくりの理想とし、一国非核地位を実現させた、 あのころの気持ちに返るべきだと、今多くの人たちが考えています」。官房長官の言葉にもそういう意味が 込めれている、とのことだった。

 モンゴルは、91年のソ連崩壊後に社会主義体制から自由主義体制に移行。今年で15年目を迎える。 移行期の混乱は脱したが、現状はなお多くの問題を抱え、国際的には、経済の自由競争、グローバリズムの波に洗われ、 大国によるモンゴルの豊富な地下資源の収奪や対外債務や貿易赤字の増大、国内的には都市部を中心に、 貧富の差の拡大、伝統的な価値観・精神の衰退、利己主義的風潮の拡大、環境の悪化などに直面している。

「たとえ少し貧しくても、みんながこの国の中でなんとか共存できることが、最も大切なのです」。 センター理事のアンフバヤルさんは 力を込めた。こうした発想の上にこそ、モンゴル社会の安定、 そして真の世界平和はある。

 また、バトバヤル事務局長は「80年前、初代総裁がモンゴルを目指されなかったら、 私たちの出会いもセンターの設立もなかったはずです。初代総裁は当時すでに、今日を、そして遠い未来を考えて、 モンゴルを目指されたのではないでしょうか」と語った。

 なぜ、初代総裁は世界平和を実現する上で、モンゴルが重要だとされたのか。 この国における人類愛善運動の進展とともに、その意味も明らかになっていくに違いない。
(本紙・松本公夫)



(写真下)右から、人類愛善会について説明を受けるオチルバト元大統領、松田達夫理事、城忠彰教授、モンゴルセンター職員で日本語通訳のエルデムゲレルさん。元大統領は現在憲法裁判所判事を務めている(3月23日)

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(写真下)モンゴル国立国際交流大学で、世界平和と世界連邦について講義する城忠彰教授。学生たちは熱心に聴講していた(3月22日)

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(写真下)左から:モンゴルセンター事務所で打ち合わせ中のアンフバヤル理事、 バトツェレグ理事、バトバヤル事務局長、ツェデンダンバ会長、松田総本部理事

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