コーヘン駐日イスラエル大使は語る
エルサレム歌祭は実現可能
中東和平に必要な民間・宗教の力
「政府間の和平交渉が凍結状態にある今、中東和平の実現には別の道が必要で、皆さんのような民間組織、
宗教的組織の役割がますます重要になっています」
エリ・コーヘン駐日イスラエル大使(写真左)は5月5日、本紙インタビューに応えて語った。
「困難な状況の中で人々は、宗教者の言葉に耳を傾けるようになっています。
皆さんの活動が人々の心をつなぎ、民衆の心の中に築かれた平和が政府を変え、次の時代を迎える土壌となっていくからです」
同大使はこの日、エルサレム市と友好都市関係にある綾部市を訪問し、大本みろく大祭に参拝。
4月30日に京都市の金剛能楽堂で開かれた「第2回京都大本歌祭」には、同大使から「エルサレム祈る人々天の神いつか
こられる愛と平安」との特別献詠歌が寄せられていた。
また同様に、この歌祭には、パレスチナ駐日代表部のワリード・シアム代表から、「一つ土地分けてさかゆる
エルサレム永遠の平和を今ぞつくらむ」との特別献詠歌も寄せられていた。
歌祭の当日、コーヘン大使は公務のため出席できなかったが、代理としてハイム・ホシェン公使が参列。
歌祭が終わった後、二人は満場の拍手の中、固く握手を交わした。
昨年8月の大本歌祭に「わが願ひエスペラントの歌まつり人類同胞こぞりてエルサレムの野に」との献詠歌を
寄せていた、出口紅大本教主(人類愛善会総裁)は、この度の「みろく大祭ごあいさつ」の中で、「古都京都で行われた
歌祭の神事が、聖地エルサレムの歌祭につながり、世界平和を拓く善い型となっていきますように願ってやみません」と
、あらためてエルサレムでの歌祭開催の希望を語った。
会員・信徒としては、一日も早い実現を祈る、聖地エルサレムでの開催である。一方、エルサレムの政情の
行方が気になる。
「エルサレムでの歌祭開催は可能でしょうか?」。
率直に大使に尋ねてみた。
すると、「もちろん可能です。私たちもぜひ協力させていただきます」と、答えが返ってきた。
実現の日は、意外と近いのかもしれない。
(写真下)4月30日、京都市の金剛能楽堂を会場に開かれた「第2回京都大本歌祭」。
歌祭は、和歌を神に献じ万民和楽を願う神事。中世以降途絶えていたが、出口王仁三郎初代総裁が古式の精神に
のっとり復興させた。
今回の歌祭に出口紅総裁は
「神代より日本魂(やまとこころ)を受け継ぎし歌人集ひて平安世(やすきよ)祈らむ」
「国々のもつれし糸をほどきつつ平和織りなすみうたまつりは」
の二首を献じた
(写真下)歌祭に参列後、固い握手を交わすハイム・ホシェン公使(中央)とワリード・シアム代表。左端はシアム代表夫人のマーリーさん
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