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「福岡事件」再審請求署名を提出
死刑執行から31年、『えん罪』を明らかに

第1次署名として8,270人分

photo  生命山シュバイツァー寺(熊本県)の古川龍樹師が宗教界や支援団体に呼び掛けて進めている、 えん罪事件「福岡事件」の再審を求める署名(本紙5月号に既報)は、5月20日から7月7日までの短期間に8,270人分 が集まった。人類愛善会も全国でこの署名活動に協力。4.300人分の署名を集めた。

 7月7日午後、今回集まった8,270名分の署名が第一次署名として、福岡高等裁判所に提出された。

 福岡市中央区の福岡高裁前に集合した支援者は 人で、土井たか子元社民党党首の姿もあった。 人類愛善会・大本からは、木野榮二総代が参加した(写真)。

 本人死後の再審請求は初めてのケースで、高裁前にはマスコミ各社がカメラの放列を敷いた。午後3時30分、 古川師から内田書記官と谷川管理官へ署名の束がしっかりと手渡された。

 記者会見で土井さんは初当選直後、先輩の神近市子議員から福岡事件を引き継いだ経緯を紹介。 事件の内容を調べれば調べるほどはっきりえん罪であるとの確信を持ったと力強く発言した。

 この種の請願行動にありがちな大声で国を断罪するようなシュプレヒコールも無く、物静かな、 しかし8千人を超える署名支援者にしっかりと後押しされた力強い請願行動であった。

 


●新風Nova Vento●


  お金にまつわる事件が目立つ。現実的には、お金なしには生きられないが、少し視点を変えて、 お金をながめてみよう▼

 「仮想の」という意味の「バーチャル」という言葉がある。例えば「バーチャル・モール」は、 インターネット上の商店街だ。コンピュータの操作で買い物ができるが、現実の店は実在しない。実はお金も、 本来はバーチャルなものだといってよい▼

 福沢諭吉の肖像を印刷した紙が、なぜ1万円もの価値を持つのか。なぜ、製造原価が1万円もしないその 紙切れ一枚で、ホテルに一晩宿泊でき、レストランでグルメ料理を味わえるのか▼

 それは、社会がそう取り決めをしているからだ。そう考えると、お金の価値も実体の見えないバーチャル なもので、いわば虚像である。人間社会の中だけでしか価値がなく、羊が食べても、大して栄養にもならない▼

 しかし、そんなお金に目の色を変える。人からお金を搾り取る人。お金によってお金を生み、働かないで 生きようとする人。お金のために、親兄弟の命さえ犠牲にする人…▼

 一方で、現実や未来に夢や希望がもてない、ニートや引きこもりがいる。こうした現象の原因は何か。 お金を稼ぐことだけが人生の目標だと、いつの間にか思い込まされているからではないか▼

 この時代に私たちは、その思い込みに気付き、人間として生まれてきた本当の目的は何なのか、 問い直さなければならない。その時、本当の意味でのお金の価値も、人生の価値も見えてくるはずだ。

 


●メディアウォッチ●

ニュース「笑いと健康学会が発足」

感情を生かして手軽に健康維持


 笑いが人体にどんな効果をもたらすのかを解明する「笑いと健康学会」が発足。

 7月に、お笑いのビデオ上映と特別講演からなる初の公開実験が行われた。

 これは、澤田隆治帝京平成大学教授を会長に、医師や教授、漫才師や狂言師など医学と笑いのプロが笑いと 健康の関係を科学的・実証的に解明し、笑いがいかに健康維持に役立つかを明らかにするもの。

 将来的には『笑いセラピスト』を養成し、実社会に生かしたいという。 


 昔から「笑う門には福来る」という諺があるように、笑いが本当に健康につながるのなら、 「病は気から」というように、逆に怒りや憎しみは不健康につながるおそれがある。

 学会でこれが証明できれば、こんなシンプルな健康法はない。

 毎日、楽しいことだけを考え、笑って過ごすよう心がければ健康でいられるということに。

 そんな笑いの絶えない社会になれば、事件や戦争も少しは減るのではないだろうか?

 今後の活動結果にぜひとも期待したい。 (ゆ)

                

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