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日・イ・パ 固い心の絆で平和な世界を/子供たちは未来への希望

中東和平プロジェクトin Kameoka
/検問所の閉鎖続き、参加予定者来日できず

(写真下) 「中東和平プロジェクトin Kameoka」のオープニング。日本・イスラエル・パレスチナの小旗を振って、 来日できなかった子供たちにエールを送る、亀岡市民、子供たち。 左端に栗山正隆市長。式典には麻生太郎外務大臣、エリ・コーヘン駐日イスラエル大使、 ワリード・シアム駐日パレスチナ代表部代表ほかからメッセージが寄せられ、亀岡市の小中学生の代表が、 世界平和への思いを発表した(8月7日、「ガレリアかめおか」で)

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 8月に予定されていた、「中東和平プロジェクト in Kameoka」(共催・亀岡市/同プロジェクト実行委員会、 後援・外務省)は、中東情勢の悪化でイスラエル・パレスチナ双方の子供がそろっての来日が不可能となったことから、 大幅に内容を縮小。

 8月7日、市民による交流行事のみを開催した。参加した市民は、中東情勢の厳しさを実感するとともに、 来日できなかった子供たちに思いをはせ、紛争地の人々との心の絆をより確かなものとした。


 予定通りに行けば、紛争状態にあるイスラエル・パレスチナから計 人の子供たちを日本に招き、 8月5日から一週間の日程で、日本の市民との交流を通して、紛争の現実を超えて友情をはぐくんでもらうはずだった。

 パレスチナ(ガザ地区)から参加予定の5人の子供は、エジプト経由で来日を予定していた。 しかし、イスラエル軍によるラファファ検問所の閉鎖は、渡航可能期限の8月3日を待っても解かれなかった。 子供たちは日本行きを心待ちにしながら、毎朝4時に起き、検問所前に並ぶ3千人の列に加わっていたという。

 苦渋の中止を迫られたものの、栗山正隆亀岡市長は、「厳しい現実を通して、イスラエル・パレスチナの 子供たちが私たちに残してくれた、平和のメッセージに応えたい」と、メーン行事の「平和祈念式典・市民平和交流大会 」を一部修正の上、予定通りに開催。8月7日午後2時から「ガレリアかめおか」を会場に式典と大会を挙行した。

 会場には亀岡市民ら850人が参集。「瑞生大祭」に参拝した人類愛善会員・大本信徒も多数足を運んだ。


日本は最も良き友人

 平成15(2003)年に初めての「中東和平プロジェクト」を開催し、今回のプロジェクトの顧問を務めた 綾部市の四方八洲男市長は、「子供たちに未来を示すのは、大人、とりわけ指導者、リーダーの責任。 この中東和平プロジェクトは今や、日本・イスラエル・パレスチナで、国家的レベルから一般市民レベルまで、 幅広い共感と支持を集めている。このネットワークを生かし、今後も中東和平実現への道を確かなものにしたい」 とあいさつ。今後のプロジェクト継続を訴えた。

 人類愛善会・大本は綾部市での第一回以来、同プロジェクトに協賛してきた。 同じく顧問としてあいさつした出口紅教主(人類愛善会総裁)は、「日本は、民族、地域、国家を超えて 『人として生きる』価値観を共有しながら交流できる、最もよい友人。今後も中東地域における人と人との対話と 人の交わりを推進していきたい」と述べた(P3に全文)。


意義あった亀岡プロジェクト photo

 また、亀岡市長スポークスマンとしてイスラエル・パレスチナ側 との準備に当たってきた、矢野裕巳人類愛善会事務局国際部次長(写真左)が経過報告し、「イスラエルの子供たちは普通、同年代のパレスチナの子供たちがどんな状況に置かれているのかを知らない。しかし今回彼らは、パレスチナの子供たちが、日本で自分たちと一週間暮らすために、どんなに出域に苦労しているかを知り、大変に感動したと、イスラエル側の引率責任者から聞いた。来日は実現しなかったが、亀岡市が今回のプロジェクトに取り組んだことには、大変意義があった」と印象を語った。

 そして、イスラエルとパレスチナの間に立って和平のための活動を続け、中東和平プロジェクトの現地側窓口となってきた、NGО「シモン・ペレス平和センター」代表のズィブ・スタールさん(女性)のメッセージを朗読。

 ズィブ代表は「イスラエル・パレスチナの子供たちは、紛争の苦悩や悲しみの象徴であると同時に、平和とより良い未来に向けての希望でもある。大事なのは、双方の子供たちがお互いに偏見を捨て、良い点を認めあうことだ。いつか情勢が安定したら、必ず日本の皆さまとお会いしたい。今はメッセージを届けられない状況にあるイサム・シード氏(パレスチナ対話センター代表)と子供たちの分まで、御礼を申し上げたい」と伝えた。

 大会は最後に、「中止という現実を乗り越えて、より強く平和を願った心の高まりを無にせず、中東の地に和平を!と強く訴える」との平和アピールを採択し、閉会した。



イスラエル・パレスチナ周辺略図(写真下) 今回来日するはずだったパレスチナの子供たち5人は、全員ガザ地区の住民。同地区南部のラファファ検問所からエジプトに入り、日本へ出発する予定だった。

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