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モンゴルセンターだより 10


松田達夫(人類愛善会総本部事務局次長)

モンゴル児童支援用の特製ノートが完成

(写真下)特製ノートの表と裏表紙。仏教では、象は普賢菩薩(ふげんぼさつ)の御使い。仏教国モンゴルでも、象は尊ばれ愛されてきた

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 モンゴルでは、ソ連時代から義務教育の普及率は全国的に高く、現在も成人の識字率は98%と、 ほぼ100%を達成している。学費は全額、国または公共団体が負担し、国民の負担はない。

 しかし、公的に負担してもらえるのは、授業費と教科書代であり、学用品や交通費、被服代、また昼食弁当は、各家庭の負担となる。完全給食が行われているわけでもない。

 こうした費用は、多くの低所得世帯にとって大きな負担であり、家計をひっ迫させる要因となっている。学用品の購入は、各種のNGO団体からの寄付に頼っている部分もあるが、まだまだ充分ではない。

 人類愛善会モンゴルセンターの活動の一つに、モンゴル児童支援がある。ノートと鉛筆、消しゴムをを日本で用意して現地に送り、 センタースタッフと総本部の駐在出向者が地方の学校を訪れ、これまでに13校、約4千人の児童の手元に届けた。

 しかしこの方法は、日本からの輸送に多くの費用が掛かること、日本のノートの形態が必ずしもモンゴルの学習に適さないこと、また、必ずしも、品質は良いが値段の高い日本製の文房具でなくてもよいなどの理由から、見直しが行われた。 その結果、モンゴル国内で安価で製作したノートを調達し、数多く配布することとなった。これは同時に、モンゴルの国内産業の支援にもなる。

 このほど、日本からの支援金をもとに、モンゴルの印刷所に発注して1万冊のノートが完成した。この秋からはそれを配布することとなる。

 今回作られたノートの表紙には、2匹の象が寄り添っている写真が使われている。象はモンゴルでは、長生きと平和の象徴として多くの人に好まれている。そこに「みなさん、モンゴルの将来のために、がんばって勉強しましょう」と、メッセージが入れられている。また、人類愛善会のシンボルマーク・宇宙紋章も印刷されている。

 裏表紙には、出口王仁三郎人類愛善会初代総裁の写真とともに、初代総裁についての説明と、出口紅現総裁の発意によってモンゴル児童支援活動が行われているとのモンゴル語説明文が刷り込まれている。

 このノートで勉強した子供たちが、人類愛善精神を身につけ、やがて将来、モンゴルを支え、また、人類愛善運動に参加し、国の内外で活躍する日が来ることを願ってやまない。

 



愛善の光
 

人類愛善会初代総裁 出口王仁三郎(でぐち おにさぶろう)
(1871〜1948)

目をあげて天を見よ
内外の国のけじめをつけずして光りをあたふる愛善の道

底ひなき神の恵みの真清水を世にうるほすは愛善の道

かむながら神のまことの御教は愛善世界の提唱なりけり

愛善の道にをらねば地の上の国の平和は来たらざるべし

愛善のこころ世界にみちぬればこの世はたちまち地上天国

愛善の花咲きみつる神の代は人の心もはなやかなるべし

とこしへの生命も愛もわが神のいだかせたまふ力なりけり

天地に愛の発動なかりせば森羅万象ほろびゆくべし

愛といふは国家社会をはじめとし森羅万象をまもる道なり



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