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同じアジアの一員として 大本・人類愛善会に期待
/駐日ヨルダン大使 サミール・ ナウリ

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 サミール・ ナウリ駐日ヨルダン大使が、大本・人類愛善会の招きで綾部市の大本本部梅松苑を訪問した。
 11月6日、大本開祖大祭に参拝の後、信徒・会員に向けてあいさつ。「出口王仁三郎師も言われたように、東アジアから中東までがアジア。ヨルダンも共にアジアの一国として、中東の平和と安定に尽くしたい」と述べた。大本・人類善会の平和活動に期待を寄せる、同大使のあいさつ(要旨)を掲載したい。  



 本日は私の国ヨルダン、また世界の中でのヨルダンの役割について、ご参拝の皆様にお話しできる機会を頂きました事を嬉しく思います。

 さて、日本では『アジア人』といえば、東アジア、南アジアについてだけ考えられがちですが、 私の国ヨルダンもまた『アジア』で、西アジアの端に位置しています。

 出口王仁三郎師は、より広い意味でのアジアというものを考えておられたと聞いています。王仁三郎師はかつてモンゴルへ向かわれ、アジアを超えてエルサレムを目指されました。ですから皆さまは、アジアは地中海で終わる事を理解されていると思います。

 友人を選ぶ事はできますが、隣人を選ぶ事はできないと言われます。ヨルダンは非常に困難かつ緊張した地域に位置しています。しかし、この厳しい時代の中でも、地域の平和と安定に積極的役割を果たすよう努力しています。

 きわめて緊張状態にある国々と隣接していますが、故フセイン・ビン・タラール国王陛下、 そしてビン・アルフセイン・アブドラ2世国王陛下の賢明かつ先見性をもつ指導力のもと、とりわけアラブ・イスラエル紛争の平和的解決の国際努力を積極的に支援し、現在もその努力を継続しています。

 故フセイン国王の努力は世界中で認められ、1999年2月、国王の葬儀には、90カ国以上の国家元首が 世界中から出席しました。

 アブドラ2世国王陛下の努力とヨルダンが果たした役割も、今日大きく評価されています。平和への道をより積極的に進むための行動を私たちヨルダンは、今後も継続していくつもりです。

 現在の世界は、多方面にわたる過激派の行動に苦しんでいますが、ヨルダンもまた過激派に反対する努力をし、穏健派への呼びかけと支持を鮮明にしています。


平和と静寂と人々の絆

 ヨルダンは世界の宗教指導者を招いた会議を開催してきました。イスラムの本当の姿を世界に示すためです。本当のイスラムは穏健であり、寛容であり、様々な民族間、宗教間の平和的共存を説いています。過激派の解釈に対峙しているのです。

 04年11月にアンマンで開催された国際イスラム学者及び宗教指導者会議でアンマンメッセージが採択されました。それは過激派の考えをイスラムの教から逸脱したものとして拒否するという画期的な決定でした。

 皆様方は宗際活動に非常に熱心に取り組んでおられますが、ヨルダンも宗際対話の役割を果たしています。 99年、ヨルダンは大本も関わっておられる世界宗教者平和会議(WCRP)開催のホスト役をつとめました。

 私たちはヨルダンのハシミテ王室が預言者ムハンマドの直々の末裔であることを誇りに思っております。

 私たちは固く信じています。宗教は本来すべての人々の魂と深い精神に触 れ、魂が清められ、精神的に高いレベルで平和と静寂に満たされるということを。すべての人々を固く結びつける絆を強め、いかなる口実においてもお互 いを阻害し、破壊することにつながってはなりません。

 私のあいさつを終える前にもう一度、教主さまに、総長さまに、そして大本教団に心より敬意を表明したいと思います。大本・人類愛善会が取り組まれている他宗教とのよりよい関係を築こうとされている努力に対して敬意を表します。またそれが善意に満ちた世界の平和と安定への道筋となりますことを!


(写真下)
中東を舞台にした大本・人類愛善会の平和活動やヨルダンの平和外交などを話題に懇談する、
(写真右から)サミール・ナウリ大使・静子夫人、矢野裕巳人類愛善会国際部次長(通訳)、廣瀬靜水人類愛善会名誉会長、出口紅同総裁、鹿子木旦夫同副会長(11月6日、綾部市梅松苑緑寿館で)

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(写真下) ヨルダン(緑色の範囲)は中東和平プロセスに前向きで、積極的に関与している。
1994年にはイスラエルと(黄色の範囲)の平和条約に調印し、 外交関係を樹立した。アラブ諸国ではエジプト(79年)に次いで2番目

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