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◎ 新年ごあいさつ ◎

愛善世界を築く使命に

人類愛善会総裁 出口 紅

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 新年あけましておめでとうございます。

 昨年も世界はテロや紛争、大規模な自然災害に苦しみ、暗い話題の多い一年でございました。日本国内も予期せぬ災害に見舞われたほか、世の中は、大人であれ子供であれ、自らの命を、あるいは他の人の命を、いとも簡単に絶ってしまうという、まことに悲しむべきありさまとなり、このままでは世界も、日本もどうなっていくのかと、世の中に不安が広がっています。

 一方、現代社会の混迷の根本原因は、宗教心の喪失にあるという声が、社会の各方面から聞こえるようになり、人間性の復権を求め、宗教界への期待が高まってまいりました。今こそ私たちは、そうした社会の声に応え、出口王仁三郎初代総裁の示された「人類愛善・万教同根」の理想を高く掲げ、志を同じくする世の人々と共に、各地域の特色を生かし、積極的な活動を押し広げるべき時と存じます。

 昨年8月の「中東和平プロジェクト in Kameoka」では、残念ながら現地の情勢が許さず、子供たちの来日は実現しませんでした。しかしその後、そうした私たちの活動と努力を理解された、中東の指導的立場の方々とのご縁が、更に広がりました。また、人類愛善会モンゴルセンター、ブラジルの大本インテルナツィーアの活動も、現地の方々の理解と賛同を得て、着実な進展を見せております。

 今日難しい多くの課題に直面しているとはいえ、日本は豊かな自然風土と文化、経済的発展に恵まれ、ありがたいことでございます。私たちはその恵みをただ享受して終わるのではなく、感謝の心と共に、率先して国の内外に平和な愛善世界を築いていくべき使命を、果たさせていただきたいと存じます。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 平成19年元旦



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