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愛善の光
人類愛善会三代副総裁 出口日出麿(でぐち ひでまる)
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至善至美の楽園
歴史というものは、国民教育の上にもっとも必要な学科である。一国民のことだけでなく、広く世界的な歴史を、ぜひ、ひととおり心得ておかねばならない。われわれの先祖は、今までどんなことを考え、どんなことをしてきたかということを知るとともに、人間というものについて、深い教訓を得ることができる。
人類はじまって以来、何十万年になるかしaれないが、その間、かれらは何をしてきたか? 接触しては戦い、戦っては和し、和しては考えと、いくたびとなくくりかえしてきた今日でさえも、なおも悟りきれずに、少数者の利害のために、多数の者の安寧幸福を脅かしているのである。これをみても、いかに人間というものが利己心の強い、ものの悟りの悪いものかということがわかるであろう。
年少子弟の頭の中に、まず、これまでの人類の苦悩と流血との歴史が、どれほど膨大なものであったかということを、よくしみこませてやるべきである。そして、人間は、今までこんなにばかげた骨折りをつづけてきて、やっと今、戦争はいやなものだと悟りかけてきているのだ、ということを教えるべきである。
また、要するに、大宇宙すべてが真に調和してこなくては、真の幸福というものはとうていやってこないということや、まずわれわれは、この地球上を幸福にするためには、どうしても人類すべてが、真に手をとり合わなければならないということを力説すべきである。
世界は限りもなく広く、材料は限りもなく豊富だ。その広い世界を窮屈に、豊富な材料を貧窮に感じるのは心からだ。真に天地と融合したゆったりした心持ちにさえなり得れば、この世そのままが至善至美の楽園なのだ。
去るを追わず、来たるをこばまぬ大きい心になれ。小我をすてて大我につけよ。
淋しいでしょう 辛いでしょう
しかし辛棒してください
もう少しです
明けぬ闇はなく
尽きぬ冬はありません
歯を食いしばってでも
土にかじりついてでも
どうなりこうなりこの峠を越えてください
「ああだめだ」などとはけっして言わぬことです
東でゆきづまったら西へまわりなさい
南がふさがったら北へお逃げなさい
東西南北みなだめでしたら
しばらくそこで臥ていてください
天地は毎日かわる
晴れくもり寒くあたたかく
日が出たり月が出たり
闇になったり朝がきたり
ゆきづまったままの状態が
永久につづくかのように思いなさるな
淋しいときは祈りなさい
辛いときはお願いなさい
神よりほかに真の杖も柱もありません
あなたもお祈りなさい
私も祈ります
ああ主よ
わが心の闇を開かしめたまえ
負えるめぐりを
いと小さき型においてすまさせたまえ
身も心もあなたのものでございます
知恵あさく心弱きわれわれに
光と力をあたえたまえ
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