『平和の言葉』を楽しく学習
亀岡で越年エスペラント研修会
世界大会(横浜)に向け学習熱高まる
(写真右) 年末年始の4日間にわたって国際共通語エスペラントを学ぶ、
恒例の「越年エスペラント研修会」(主催・エスペラント普及会=EPA)が、昨年12月30日から1月2日まで、
亀岡市天恩郷の大本本部を会場に開催され、韓国から参加の3人を含む51人が参加した。
今年の夏、8月4日から11日までの日程で、第92回世界エスペラント大会が横浜市で開催される。
さらに、大会後の8月11日夜から4日間、大本本部梅松苑(綾部市)では国際交流行事「Bonvenon al Oomoto
(大本へようこそ) en 2007 !」が開催される。昭和40年の東京大会以来、42年ぶりの日本での世界大会開催で、
越年研修会参加者は、同大会への参加を意識して、熱のこもった学習ぶりを見せていた。
エスペラントは、ポーランドのユダヤ人眼科医ルドビコ・ザメンホフが人類の融和を願って、1887
(明治20 )年に発表した国際共通語。ラテン語を源流とするヨーロッパの諸言語の問題点を除去し、文法を大幅に簡素化。
特殊な発音も少なく、日本人にも学びやすい。
そして、他言語としては学びやすく使いやすいという面だけでなく、ホマラニスモ(人類人主義)という
平和と友愛の精神に基づいて、それを習得し、使うところに大きな意味がある。世界的に民族間の対立や緊張が
激しくなっている今、エスペラントに対する新たな関心も高まっている。
出口王仁三郎初代総裁は人類愛善会創立の2年前の1923(大正12 )年、すでに大本の信仰活動に
エスペラント学習を取り入れ、EPAの歴史をスタートさせている。
世界エスペラント大会は、その第1回目が1905年にフランスで開かれ、第1次・第2次世界大戦による
中断期を除き、世界各国を巡りながら毎年開催されてきた。
エスペラント人口は世界で約100万人。世界エスペラント協会(本部オランダ)の下、各国にエスペラントの
団体やグループがある。エスペラントによる出版活動も盛ん。また、インターネット時代を迎え、ポーランド、中国、
キューバなどの国営放送局がエスペラントの番組をネット配信するなど、その使用範囲も広がっている。
楽しかった越年研修会/参加者の声
初めての日本訪問の旅には、不安がありました。エスペラントもまだ3、4カ月勉強しただけで、日本に知り合いもいない私には、勇気だけが武器でした。
飛行機の故障で、福岡空港から、新幹線で大阪まで行かなければなりませんでしたが、道中は韓国・日本の友人と親しく会話を楽しみました。韓国では片足を入れただけだった
『エスペラント国』に、日本では疑いなく両足で立っていました。今回の合宿を通して日本の文化、大本とエスペラントについて深く理解する事ができました。皆様に心から感謝申し上げます。(男性・韓国)
全く初めてのエスペラントでしたが、大変興味深く、丁寧で楽しい授業でした。続けて勉強したいという意欲がわきました。(女性・日本)
10代前半から70代後半まで、世代を超えて真剣にエスペラント学習に励む、貴重な研修でした。韓国のエスペランティストと同室させていただき、和エス辞書を片手にお話ししたことも、大変うれしい体験です。(女性・日本)
難しいことも多かったが、とにかく楽しかった。今年は世界大会という絶好の機会。恋人のことを考えるように、フレッシュな、わくわくした気持ちで、エスペラント学習にがんばりたい。(女性・日本)
今は年金生活者となり、世界平和のために自分は何をなすべきかを考えたとき、学生時代に学んだきりだったエスペラントが頭に浮かびました。一昨年初めて参加しましたが、独学者の私にとっては、生きた会話を聞くことは大きな楽しみです。次回の参加に向けてさらに勉強したい。(男性・日本)
今回初めて、越年エスペラント研修会に参加。本当に勉強になり、大変に楽しかったです。一人で独習していてもなかなか思うように進まず、講師の先生のご指導でだいぶ理解が深まりました。海外から参加のエスペランティストの生のエスペラントにも触れることができて、勉強になりました。今後はもっと、もっと学習を進めていきたいと願っています。(女性・日本)
(写真下)
Unu Dio, Unu Mondo, Unu Interlingvo(1つの神、1つの世界、1つの国際語)と刻まれた、「エスペラント碑」の前で記念撮影する参加者。この記念碑は、1963(昭和38)年、大本のエスペラント導入40周年を記念して建てられた(亀岡市天恩郷の大本本部で)
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