日宗連「脳死は人の死ではない」 衆議院厚労委の場でも主張 |
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脳死臓器移植を推進するために、現行の法規制を大幅に緩和しようという、臓器移植法の改正案審議は、昨年12月19日に閉会した臨時国会での審議は見送られた。
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新・金田案も提出の見通し 脳死移植の規制をさらに厳しく |
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現在用意されている有力な改訂法案は2つ。「脳死を一律に人の死とし、家族の同意だけで臓器提供を可能にする」案と、「提供可能年齢を15歳以上から12歳以上に引き下げる」案だ。
共に脳死臓器移植推進を目的に、10年前に施行された臓器移植法の規制を、大幅に緩和する内容だ。
これに対し、現行法をさらに厳しくし、脳死臓器移植の安易な実施に歯止めをかける新たな改訂案がまとめられ、改正案審議が現実化した場合、先の2案に対抗する形で提出される運びとなった。 この案は、1997年の臓器移植法審議に際し、脳死を一律に人の死としない法案を提出した、金田誠一議員(衆議院)らが作成。「脳死」の定義を「脳幹を含む脳全体のすべての機能が不可逆的に喪失すること」に改め、 脳死判定基準に「脳血流及び脳代謝の途絶」を追加して、脳死の定義を適正化。また、ドナーに対する救命治療の完遂を確保するために3つの条件を設け、それをすべて満たさないと脳死判定を開始できないこととした。 また、97年の臓器移植法制定時には法規制の対象外となっていた、皮膚などの人体組織の移植、生体間・親族間の臓器移植に関する規制や定義を明らかにした。 さらに、臓器移植を行える医療機関の基準の設定、臓器移植に対する検証制度の徹底と結果の公表などを盛り込んだ。そして、子供の臓器移植については、虐待死した子供の扱いや、脳死判定基準の設定なども含め、さらに検討することを求めた。 ドナーへの人権侵害などの問題を起こしながら、脳死 状態からの臓器提供は50例を超えた。脳死移植への規制強化を求める新・金田案への期待が高まっている。 バックナンバー |