エスペラント活動 of aizenkai

エスペラント

人類愛の精神から生まれた言葉・エスペラント
新しい国際共通語の誕生


エスペラント普及会公式webサイト     http://www.epa.jp


 人類に人類にとって、言語の違いは大きな障壁です。この壁を打ち破ろうと.1887年にポーランドで誕生したのが、国際共通語エスペラントです。創案者は眼科医のザメンホフ博士でした。

zamenhof2.jpgザメンホフ博士エスペラントは、明治20(1887)年にポーランドの眼科医、ラザロ・ルドビコ・ザメンホフ博士によって創案された、 どこの国や民族にもかたよらない公平で中立的な国際共通語です。 今日、世界116カ国に約100万人のエスペランティスト(エスペラントを日常的に使用する人)がいます。

 エスペラント創案の目的は、人類がそれぞれの民族固有の言語(母語)を尊重しながら、同時にエスペラントという共通語を持つことにより、言語の違いという大きな障壁を取り除き、相互理解を進め世界平和を実現させることにありました。

 ザメンホフ博士は、今日のポーランド東部の小さな町・ビヤリストク(当時は帝政ロシア領)に生まれました。両親はユダヤ人で、父親は語学の才能に秀で、学校の教師や塾を開いていました。

 当時のビヤリストクは、ポーランド人、ドイツ人、ユダヤ人、ロシア人など様々な民族が混在し、それぞれが違った言葉を使っていました。そのため、いがみ合いが絶えませんでした。さらに、人々はカトリック、プロテスタント、ユダヤ教、ロシア正教など異なった宗教を信仰しており、精神的にも溶け合うことができませんでした。

 加えて、小さな町にも産業革命の波が押し寄せ、社会に貧富の差が増大し、民族間の誤解とわだかまり、争いは日ごとに増していきました。

「人はみな、神さまの子で兄弟姉妹なのよ」。 信心深い母親から、そのように教えられてきたザメンホフ少年でしたが、家から一歩外へ出ると、路上では住民同士の血を見る争いが毎日のように続いていました。「なぜ、人々は憎しみ合い、争わなければならないのだろう」。 ザメンホフ少年は純粋な心を痛めました。

 争いの原因を考え始めたザメンホフは、成長するに伴い、民族、国家間の紛争の大きな原因の一つとして、言葉の違いによりうまく意思を通じ合えないないことに目を向けました。そして、国際共通語の創案に全身全霊を傾けます。 高校在学中にはすでに一つの共通語の試案を完成させました。その後、眼科医を生業とするかたわら、清貧に耐えながら、28歳の時に国際語として現実に使用できる諸条件を備えたエスペラントを誕生させました。

 エスペラントは単なる便利な国際共通語としての機能を目指したものではなく、民族間の障壁を取り外し、人類の間に永遠の平和を築こうという、 博士自身の深い“人類愛の精神”から生まれたのです。

エスペラントは“希望する者”の意


 明治20(1887)年ザメンホフ博士は文法や基礎単語を収録した念願の「第一書」(ロシア語版:34ページ)を義父の資金援助を得て出版。その表紙には、「エスペラント博士著・国際語・前書き全学習書」と記されています。 エスペラント博士とは、ザメンホフ博士がペンネームとして用いたもので、“エスペラント”とは「希望する者」という意味で、その後、 エスペラントがこの新しい国際共通語そのものを表す固有名詞になりました。

 博士は無私の精神でエスペラントを創案しましたが、「第一書」の 表紙の内側には「(エスペラントについて)あらゆる個人的な権利を永久的に放棄する」旨を記し、 エスペラントが全人類に委ねられた言葉であることを表明しています。

「人類人主義(ホマラニスモ)」とは


 明治39(1906)年、少年時代から心の中に燃え続けてきた人類愛の精神を、博士は具体的な信条として整理し、「ホマラニスモ(人類人主義)」と名付けて発表しました。

「私は人類人である。それは私が次の原則により生きていくことを意味する。
(1)私は人間である。私は全人類は一家であると見なす。私は人類が分離して民族的および宗教的集団をなしているのは、最大の不幸であると考える。それは早晩、消滅しなければならない。その消滅を早からしめんがために、私たちはでき得る限りの努力をすべきである。
(2) 私はすべての人間を単に人間であると考えるのみである。そして、すべての人間を評価するには、単にその人の人物的価値および行為によるのみである。彼が自分より以外の民族、言語、宗教、階級に属するとの理由で、人を侮辱し圧迫することは野蛮的であると私は考える」(部分抜粋)

 そこには国土、民族と国名、国語と中立語、祖国、愛国心、宗教と神などについての信条が列記されています。 ホマラニスモはすべてのエスペランティストに強制されるものではなく、あくまでもザメンホフ博士個人の信条であると明記されています。しかし、その内容こそ世界の人々が国家、民族、宗教、言語などの垣根を越えて、一大家族になることを強く念願してエスペラントを創案した、博士の信条そのものだったのです。

 そして、「緑星旗下の祈り」と題された博士の詩の最後には、次のように記されています。「兄弟よ 一つにまとまって手を握りなさい。平和の武器をもって前へ進みなさい!  キリスト教徒もユダヤ教徒もムスリムも 私たちはみんな神の子です。 私たちは、いつも人類の幸福を思い続けよう。 そして多くの障害にめげることなく 立ちどまりもせず 兄弟姉妹になるという目標に向かってがんばろう。前へ進もう かぎりなく前へ!」

Bonvenon.jpg2007年8月、京都府綾部市梅松苑の大本本部で開かれた国際交流行事「ボンベーノン・アル・オオモト2007!(ようこそ大本へ)」で、出口紅総裁を囲んで

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◇エスペラント関連

『辞書がなくても学べる絵鵜エスペラント入門』改訂版


辞書がなくても.jpg
【著者】中村陽宇
【発行】エスペラント普及会

 税込価格 1050円(本体価格 1000円)


基本例文にコメントしながら,エスペラントの文法・語法を最初歩から解説。全33課。

『Diaj Vojsignoj』

  エスペラント版 『道のしおり』

道の栞.jpg[著者]出口王仁三郎
[訳]前田茂樹
[編集]大本教学資料編纂所

税込価格 1575円(本体価格 1500円)

 日本語以外による初の大本教典として、エスペラント訳「道の栞」が発刊されました。国際版教典として各国語に翻訳される際の底本になるもの。ブラジルでは、本書を底本にポルトガル語訳が同時刊行されました。

『Diaj Revelacioj』

  エスペラント版 『大本神諭』

大本神諭.jpg
[著者]出口なお
[訳]前田茂樹
[編纂]大本教学委員会

税込価格 1575円(本体価格 1500円)

 本書・国際版教典『大本神諭』(エスペラント訳)は『大本神諭』(大本教典、全7巻)を底本とし、海外向けに新たに編纂して1巻(837節、本文194頁)にまとめられた大本の国際版教典です。編纂目的は海外の大本信徒の教典として用いるとともに、編纂した原稿をエスペラント訳し、これを原本として広く諸外国語に翻訳されることを願ったものです。

『Esplorado de Vivgxojo』

  エスペラント版『生きがいの探求』

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[著者]出口日出麿
[訳]伊藤栄蔵
[編集]大本本部国際部

税込価格2100円(本体価格 2000円)

 出口日出麿氏のベストセラー「生きがいの探求」をエスペラント訳したもの。青年時代、師につかえ、しかもエスぺランティストとしても著名な訳者が信仰的情熱を傾けて世に問うた力作。
 全世界のエスペランティストに拝読していただきたい。

『エス和作歌辞典』


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[著者]出口王仁三郎


税込価格840円(本体価格 800円)



 聖師出口王仁三郎が国際共通語・エスペラントの普及のため、和歌でつづった個性豊かなエス和辞典。たとえば”人間は何か一つの芸術がアルト生活難に逢わない”といった具合にユーモアを交えて憶えやすくつくられている。

『エスペラント日本語辞典』


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『エスペラント日本語辞典』



その他リンク


●エスペラント普及会(EPA)
●世界エスペラント協会(UEA)
●日本エスペラント協会(JEI)
●関西エスペラント連盟(KLEG)



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