死刑廃止 of aizenkai

《死刑廃止》

死刑廃止


 死刑制度についても、いのちの尊厳を守る立場から廃止にむけて活動を展開しています。
 死刑廃止をめぐる日本の現状は、国民世論が死刑廃止に否定的で、今日の社会における生命軽視の風潮には目を覆いたくなるものがあります。その背景には近年、幼児が 殺害されるなど凶悪犯罪が続発し、犯人への憤りと被害者への同情があります。
 しかし、その心情を理解してもなお、人間の生命を人間自身が恣意的に奪う死刑制度は、断じて認められるものでは ありません。

「人は人を殺してはならない」。

 今日この倫理の確立が切実に求められています。
 死刑の廃止は、あらゆる生命が尊ばれる理想社会へ向かう一里塚であるとともに、またそれと同時に、被害にあった 方々を物心両面であたたかく支援できる仕組みが必要です。

  大本の教典の中に「神より見れば一人の生命も大地より重しとなしたもう」(1904年執筆)と説かれています。
 教祖出口王仁三郎は、かねてから死刑廃止を主張し、大本では、人間はかけがえの無い存在であり、さらに、一人の生命は、この世だけで終わるのではなく、死後その肉体は滅んでも霊魂は消滅せず、永遠に生き続けるものとされています。 大本における死刑廃止の理念は、霊魂の永遠不滅観にたって、現世における遷善悔悟の霊魂的救済こそ、神の慈愛と赦しのもとに、万人が救われるという人類愛善の思想に基づくものであります。死刑を執行することは、本人の更生の機会を完全に奪うものであり、また被害者やその遺族の方々への心からの謝罪の機会をなくすものです。

 人類愛善会では、今日の生命科学のあり方が本来のものから逸脱していることを深く憂慮し、正しい生命倫理観の確立を訴え、私たちは、死刑廃止を強く主張する立場から、死刑制度の見直しを求めます。
 私たちは、生命倫理問題対策会議を立ち上げ、啓発活動及び支援活動を展開しています。

「死刑を止めよう」宗教者ネットワークの活動

2007年1月25日現在

.発足の経緯
 イタリアの聖エジディオ共同体が主催した死刑廃止セミナー『生命のために連帯を』(2003年5月、東京・四谷)に参加した宗教者が、「死刑の執行を停止させ、死刑についての議論を広く行い、命について考える機会をできるだけ多く設けよう」という目的のもと、
   1.情報交換や共同行動を行う、
   2. 1年に数回集会を行う-ことを目指して、2003年6月、超教派のネットワークを発足しました。

2.運営
 ネットワークには、趣旨に賛同する個人・団体が参加し、事務局はアムネスティ・インターナショナル日本内に置いています。
活動経費は賛同団体からの賛同金で賄われています。2004年5月より会費制(年1口1万円以上)に移行しています。

<賛同団体>(2007年1月25日現在、順不同)
 イエズス会社会司牧センター/宗教法人大本人類愛善会生命倫理問題対策会議/カトリック麹町教会(聖イグナチオ教会)メルキゼデクの会/死刑廃止キリスト者連絡会/生命山シュバイツァー寺/天台宗/日本カトリック正義と平和協議会/日本キリスト教協議会/イエズス会神学院/日本山妙法寺/全国犯罪・非行協議会/袴田巌さんを救う会/上智大学神学部研究室/真宗大谷派死刑廃止を願う会(15団体)
<賛同人>(2007年1月25日現在、順不同)

 雨森慶為(真宗大谷派<東本願寺>解放運動推進本部 本部委員)/生田茂夫(新宗連同和推進連絡協議会)/ホアン・マシア(カトリック・イエズス会)/深水正勝(カトリック司祭)/武田隆雄/酒井義一/白柳誠一(カトリック枢機卿)/菊田幸一(明治大学教授・弁護士)/大河原礼三(死刑廃止キリスト者連絡会)/可児光永/木下達雄/井手公平/神田忠、他1名(計14名)
<事務局>(社)アムネスティ・インターナショナル日本

3.活動
 ・死刑廃止セミナー 開催  →  死刑廃止セミナーの紹介

4.活動家
 ・トシ・カザマ氏  →  トシ・カザマ氏の講演及びプロフィール
 ・古川 龍樹氏  →  古川氏へのインタビュー

◇死刑廃止関連

『宗教者が語る死刑廃止』

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「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク 編
   (現代書館)



「悪人正機」(親鸞)、「わたしは罪人を招くために来た」(イエス)のように罪人も等しく「いのちの尊厳」をもち「生存権」を賦与された人間であることを主張する。この考えに沿って各宗教団体の死刑に対する見解を纏めた。宗教者が死刑問題を語る。

その他リンク


●生命山シュバイツアー寺
●(社)アムネスティー・インターナショナル日本

◇臓器移植関連

『異議あり! 脳死臓器移植』

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渡部良夫 監修
(藤田保健衛生大学名誉教授・英国心臓学会国外名誉会員)
   (天声社)


◉2月、高知赤十字病院で脳死者からの臓器摘出が実施された。ドナーとなった患者は本当に助からなかったのだろうか?!
話題の脳死・臓器移植に、各界の権威がするどくメスを入れる

『長期脳死—娘、有里と生きた1年9カ月』

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中村暁美さんが手記を出版
   (岩波書店)




◉「脳死」の真実を知るための必読書

もっと詳しく

その他リンク


●臓器移植法を問い直す市民ネットワーク
●「脳死」・臓器移植に反対する関西市民の会
●(社)日本臓器移植ネットワーク
●医療を考える会
●生命倫理会議

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